かぼちゃの旅

「ねえママ、かぼちゃが旅してるの、知ってた?」
朝起き抜けにコバが言った。
「うん。お隣に行って、また帰って来ているよね。」

コバが言っているのは家の南側に植えたかぼちゃの苗のことで、夏の一ヶ月わたしたちが居ない間にうちの南側に建っているお宅の植木に這い上がり、そのうえを縦走し、今また何をおもったのかこちらの庭のほうにツルの先を伸ばしてもどってきている、そのことを言っていたのだ。でも、そのことを
『かぼちゃが旅している』という発想はすてきだなあと思った。かぼちゃがこころのままに旅をして、つるを伸ばしていると思うとなんかうくくと笑えてくる。
 そういえば、去年のかぼちゃは同じように南のうちに旅に出て、うちに2こ、おとなりに1こ、子ども(かぼちゃの実)を生んだ。もちろん2こはうちの、1こはおとなりのかぼちゃになった。
 そのおとなりの子どもたちと(3人姉妹)双子はまるで姉妹のように毎日よく遊ぶ。最近は、ちょっとみんな大人びて来てやりたいことや、譲れないことに対しての主張が強くなって来た。大人ばっかりずるい、大人が全部決めてるじゃないか。まだ一人では生きて行けない、だけどすこしずつ卵の殻を割って新しい世界へ歩き出すために、日々鍛錬している感じだ。だがそのパワーはすごくて(5人だし)へとへとになる。(笑)
 頑張れこどもたち。そうやって怒って、疑問を持って、ぶつかって自分の道にとびだしていけ。まだまだわたしたちは大きな壁となって登ってくるこどもたちの背中を押したり、時には壁からひっぱりおろしたりするんだろう。ちょっと前は大人としてつきあおうとしていたけど、もうやめた。少しばかり前に生まれた人間として、思ったことをいい、したいことをする。
 かぼちゃも子どもも大人も、精一杯いこう!!
d0018208_10372468.jpg

[PR]
by ponchimemo | 2013-08-30 10:41 | 日記

ちいさい日記


by ponchimemo