ニコニコバイバイ

乗っていた上りの特急がどこかの駅に止まったので顔をあげると、隣には下りの在来線が止まっていました。ちょうど向かいの席に細いおじいさんが座り窓の外を見ておられて、ぱちっと目が会いました。二枚のガラス越しとはいえなんだか恥ずかしくなって、わたしはちょいっと会釈をしました。するとおじいさんは(え?)って言ったように窓のそばに寄りまして、わたしも(え?何?)とおもってからぐいっとまどに近づき(あ!もしかして知り合いなのかもと思われたのかもしれない!)と思い慌てて(違います。違います。)とお尻を後ろにずらしながら手を左右にひらひらふりますと、おじいさんはニコニコ笑ってバイバイするみたいに胸の前で手を振りはじめました。わたしもなんだかおかしくなって、ニコニコ笑いながら手を振りました。電車が見えなくなるまでおじいさんはニコニコバイバイしてくださいました。
とてもうれしいすれ違いでした。
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by ponchimemo | 2013-11-27 13:37 | 日記