パンのせいにしてしまおう。
2023年 05月 02日
パンを焼くようになったのは横浜に住んでいた頃、近所で天然酵母パンの講座があり、それに通って発酵の魅力にとりつかれてからだ。
長野に移住してきてから毎年、春は決まってせっせとパンを焼く。始まりは大好きなりんごがフカフカになってくるところから始まる。フカフカのりんごをかじって少し残念な気持ちになりやや半分くらいをみずに入れる。するとそれからしばらくしてそのりんごが発酵し発酵液ができる。ちなみに冬は気温が低くて発酵が進まないし、夏は逆に暑すぎるのでタネがだれてしまう。春がいちばん何にもしなくてもいい感じに発酵してくれて焼きやすい。
最近は仕事がない日はほぼ毎日焼いているけれど、それにも理由がある。パンが食べたいのもあるけど、わたしの教わったパンの焼き方は発酵液から元種というものを作ってそれを使ってパンを発酵させる。できたての元種はめっちゃ元気一杯なんだけどだんだん元気を失ってくる。それはパンの膨らみ具合などでもわかる。だから元種ちゃんが元気なうちにパンを焼きたいので、ついつい毎日焼いてしまう。そしてパクパク食べてしまう。そして...・。
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by ponchimemo
| 2023-05-02 17:25
| 日記